転写のメカニズムがわかると上手に使えます。使い方のコツは、テープ幅に対して均一に圧力をかけるように、そして角度がブレないようぴったりと当てることです。テープのセンターに親指を当てるとうまくいきます。
   寝かせすぎず、45度ぐらいの角度で引き、引き終わりは起こし気味にして、少し押さえてから引き上げるとよいでしょう。速度は1秒間で3cm以内が目安です。
   均等に力を加えてください。軽い力で引くとテープが紙に付着していなく、テープはがれの原因になります。ある程度圧力をかけて定着させることが必要です。下が平らな場所でお使いください。
   1行を消す場合など長い部分は、定規の使用をお奨めしています。
   短い部分でも、曲がる場合は手首を平行移動するように引くと曲がりにくくなります。
   テープの上に書いた文字を消しゴムで消すことはできません。
   修正膜の上から再度修正テープで修正してください。
   巻き取りボタンを強く巻きすぎないでください。テープが切れることがあります。
   巻き取られないテープが出ても、ハサミで切らないでください。使えなくなります。
   最近は修正テープ剥がしなども出ていますが、消しゴムで擦ると剥がれる場合もあります。
   衣服等にテープが付くと落ちにくいので注意してください。
   ガムテープの表面や非常に凹凸の大きな面にはつきません。
   カラーコピーの上やつるつるした紙(ビニールコート紙やカタログ表面など)は、テープが滑って空回りすることがあります。
   高温多湿、直射日光の当たる場所への放置・保管は避けてください。
   テープが固まりますのでご注意ください。
   長期間保管するとテープが劣化し、つきにくくなる場合があります。
   ご購入後は1~2年を目安に使い切るようご使用ください。
   万年筆や極細ペン等はペン先の鋭い構造から、使い方によっては修正膜が破れることがありますので、注意してお使いください。
   通常に使っているときに、切れることはありません。
   テープが転写ヘッドからずれた状態で使用したり、巻き取りボタンを強く回したりすると切れることがありますのでご注意ください。
   誤った角度や方向で修正すると、テープがヘッドよりずれてしまい、このときにテープを折り込んでしまいます。テープが折れて巻き取られたり、クシャクシャに巻き取られたりすると、側壁にあたり抵抗となって巻き取り不良の原因になります。
   また、修正テープを机の上などから落下させると、転写ヘッドが変形したり、巻き取りリールに巻かれたテープがズレて変形し、巻き取り不良の原因となる恐れがありますのでご注意ください。
   テープを押さえる力が弱いと、テープが紙面に密着せず浮き上がってしまう場合があります。平らな面の上で適度な力で押さえながら引いてください。
 
種類によって使用方法が異なる場合がありますので、詳しくは各メーカーに お問い合わせください。

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